資本主義社会を前提としてきた観光の概念は、様々な社会体制を踏まえた議論により拡張される可能性を秘めている。 本書は社会主義と資本主義の二つの社会体制を経験したキルギス国民のライフヒストリーから、体制転換に伴う観光の変容を、観光に関わる制度・制約、観光の動機と社会的機能、観光に付与された意味を中心に解明する。
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