ビジネスクリエーター創出センター(ビジネスデザイン研究科)

ビジネスデザイン研究科(ビジネスクリエーター創出センター)による「ビジネスクリエーターが創るインテリジェント・デザイン型企業・組織と人材育成手法の実践的研究」が文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業に選定されました。

2009年4月

このたび、本学ビジネスデザイン研究科(ビジネスクリエーター創出センター:代表者 亀川 雅人教授)によるプロジェクト「ビジネスクリエーターが創るインテリジェント・デザイン型企業・組織と人材育成手法の実践的研究」が文部科学省の「私立大学戦略的研究基盤形成支援事業」に選定されました。

研究プロジェクトの概要

事業名 「ビジネスクリエーターが創るインテリジェント・デザイン型企業・組織と人材育成手法の実践的研究」
事業取組主体 立教大学ビジネスクリエーター創出センター
ホームページ http://www.rikkyo.ac.jp/research/laboratory/CBCP/
代表者 ビジネスデザイン研究科・亀川 雅人教授
参加研究者数 本学から7名が参加(2009年7月現在)

立教大学ビジネスデザイン研究科は「立教大学ビジネスクリエーター創出センター」を立ち上げ、平成15年度にオープン・リサーチ・センター整備事業に選定されたのを機に以降平成19年度までの5年の間、ビジネスクリエーター創出にかかわる研究活動並びに関連する実験的な実践活動を三つのプロジェクトとして推進してきた。

すなわち、「A. 企業組織における人事制度・慣行の変容と将来構想に関する研究」、「B. 日本の教育機関におけるキャリア形成教育の実態分析と教育プログラム作成」、「C. キャリア形成のための支援プログラムの調査・研究」である。同センターは、この三プロジェクトでの研究と企業・組織、行政や他の教育機関などとの連携によるビジネスクリエーター教育の各種実践を基盤に、さらにそれらを統合する研究活動を進め、企業・組織、さらには社会における「個の能力を核とした組織イノベーションの起動要因」に関する研究を進展させた。また、それら研究成果をさらに発展させるために、平成20年11月には会員200余名をもって「ビジネスクリエーター研究学会」創設大会を開催した。

このような研究と実践は、社会人大学院としての本研究科が目標とする「経営全般に関する総合的な知識と判断能力を備えた自立した個人」の育成にとって根幹を成すものである。本研究では、その根幹をさらに強固なものとするために、同センターをプラットフォームとして企業・組織における「個の能力」と「組織の能力」および「社会の諸制度」との関係についての研究をさらに発展させる。すなわち「ビジネスクリエーターが創るインテリジェント・デザイン型企業・組織と人材育成手法の実践的研究」は、本研究科が研究と教育の双方で築いた成果に立ってさらに新しいステージを目指すものとなる。

本研究の目的は、「個」としてのビジネスクリエーターの輩出条件と、そうした「個」から構成される企業・組織を構想し、社会に提示することである。なぜなら、日本と世界の経済・社会が今日の閉塞状況を脱し、将来に向かって持続可能な成長の原動力を獲得するには、企業・組織さらには社会自体がイノベイティブな能力を発揮できる人材、すなわちビジネスクリエーターをより多く輩出すること、同時にそうした「個」の対極にある企業・組織および社会の諸制度が、イノベイティブな「個の力」を極大化する能力を持つ、という双方が不可欠だからである。このような研究は、企業・組織の持続的な成長の原動力が有形な資源や資本からシフトし、知識と感性、つまりインテリジェンスという「個の能力」の大きさとその結合方法に規定されるインテリジェント・デザイン型社会となる上で、大学が教育と研究機能をどのように再構築すべきかという重要な論点をも含む。国際化に対応する戦略性を持つに至った企業・組織には、構成員である「個」を評価する必要性を益々認識し、「個」が能力を発揮し得る「組織の能力」を構築することで、「組織の成果」を極大化している事例がある。「個や組織の能力」を引き出すための制度設計の研究も重要視されてきている。本研究によるビジネスクリエーター創出のための方法論は、このような問題意識と視点とを持った研究として立教大学の研究活動を特色付ける。

本研究の意義は四つの研究ユニット、すなわち①企業・組織研究ユニット、②人材育成ユニット、③社会連携ユニット(社会実践フィールド研究ユニット)、④効果測定ユニット、というそれぞれで「個」と企業・組織との双方を視野に入れ、変動要因の多いリアルなビジネスの「場」や社会の中で実験、実践を試み、それらに理論的検証を加えて、「個」を起点とする成長原動力を企業・組織さらには社会に提示することにある。同時に、研究代表者のイニシアティブによって四つのユニットを相互に連携させ、個々のユニットの研究成果を他のユニットが検証・精緻化していく。また、その成果を社会に還元し、企業・組織、社会からのフィードバックを受けて直ちに理論検証を試みるという、実践・実験と理論研究とのフィードバックを繰り返すことが、産官学連携の下で実践的研究と理論研究との融合を目指す本研究の特徴点である。

 

お問合せ先

立教大学リサーチ・イニシアティブセンター 
TEL:03-3985-4674 E-mail:cri@grp.rikkyo.ne.jp
URL:http://www.rikkyo.ac.jp/research/initiative/

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