本学と株式会社 武蔵野銀行は、大学と銀行とがそれぞれに持つ固有のリソースを活かし、埼玉県の地域活性化に向けて具体的な貢献を行うことを目標とした産学連携協定を、2007年7月23日に締結しました。
2010年度は本産学連携プロジェクト第2次3ヵ年計画の1年目にあたり、水路めぐりプロジェクトの開始、デジタル映像制作プロジェクトによるコンテンツのメディアでの発信など、新たな展開を見せました。
観光学部の学生が中心となり、埼玉県行田市の歴史や観光資源についての現地調査を行い、収集した情報をもとにまち歩きマップを作成、県内に広く配布しました。

まち歩きマップボックス
『ぶらって行田・まち歩きマップ』のダウンロード
マップに加え、まち歩きを通じた地域観光事業の推進に必要な小道具(写真左から小旗、幟、エコバッグ、スタッフジャンパー)を作成しました。

まち歩き小道具
2011年2月4日、行田市商工センターにおいて贈呈式を開催し、作成したまち歩きマップ及びまち歩きグッズを行田市に贈呈しました。また、あわせて参加者を4コースに分けて、まち歩きイベントを実施しました。
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| まち歩きマップ・グッズの説明の様子 | まち歩きマニュアル | |
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| 武蔵野銀行・行田市・埼玉県・立教大学の関係者 | まち歩きイベントで足袋蔵を説明中 |
埼玉県東部の市町村のうち、利根川の水利を利用している農業地域と水路での交流が盛んであった地域を複数選定し、水路を活用して川舟で移動する新たな観光事業の創出を狙いとしています。 2010年度は現地予備調査、先行事例調査、学生による試験的なプレイベントを実施しました。
9月に観光学部生による秩父素材検索ツアーを実施し、秩父の観光活性化に向けたテーマを検討した上で、議論や観光資源調査を積極的に行いました。
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| 観光資源調査(秩父神社) | 観光資源調査(秩父神社門前町) | |
2010年度は撮影要素の検討・被写体の選定、撮影及び編集、動画像ファイルのアーカイブ化、学生スタッフによる勉強会を実施しました。埼玉県内の自然、季節の風物・名所、伝統行事、伝統工芸の4種類・38アイテムを選定しました。また、武蔵野銀行 株主総会での放映、埼玉高速鉄道(株) と提携した車内放映、(株)デジタルSKIPステーションと提携した Web 上での放映など制作したコンテンツを積極的に配信しました。
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| 与野公園 桜 | 通船掘 | |
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| 出雲伊波比神社の流鏑馬 | 秩父夜祭 |

2010年度映像プロジェクト撮影一覧
武蔵野銀行頭取と立教大学総長との会談を含む全5回の産学連携推進協議会を定期的に実施しました。また、ソーシャルビジネス支援研究会を開催し、ソーシャルビジネス勉強会へ参加しました。
まち歩きプロジェクトを通じて、「観光地」として見られていなかった街の魅力の再発見に貢献することができました。映像プロジェクトを通じて、埼玉県の魅力を発信することができました。
観光プロジェクト・映像プロジェクト共に、担当教員の指導を受けながら、地域に密着しつつ、まち歩きマップ・小道具の開発、イベントの企画・運営、映像の撮影・編集、また、それに係る地域との折衝、業者との交渉など、学生が主体となって行ないました。これらの活動を通して、問題解決力やコミュニケーション力を育むことのできPBL(Project-Based Learning)型教育の良いモデルとなりました。
本事業の取り組みが本学及びリサーチ・イニシアティブセンターホームページの他に、新聞などメディアにも取り上げられることにより広く社会へ周知され、埼玉県の複数地域から地域活性化に関する協力依頼が来るといったことにも繋がりました。また、埼玉県在住者に限らず、まち歩きマップ希望者からの問い合わせが相次ぎ、本プロジェクトへの関心の高さが確認できました。これらを踏まえ、大学と銀行の社会におけるプレゼンスがさらに高まったと考えております。
立教大学リサーチ・イニシアティブセンター(新座ブランチ)
TEL:048-471-6790、6901
FAX:048-471-7394
E-mail:cri-niiza@rikkyo.ac.jp