サイエンスカフェ「ジゲンの研究室」を実施しました

2016年1月29日(金)池袋キャンパスリサーチコモンズにて、サイエンスカフェ「ジゲンの研究室」を実施いたしました。記念すべき第1弾となった今回のワークショップ。理学研究科の学生を中心に、多くの方に参加いただきました。

実施概要

名称 ジゲンの研究室
主催 村田次郎教授研究室
協力 理学部、リサーチ・イニシアティブセンター
開催日時 2016年1月29日(金)17:00~18:30
概要 ①研究内容・研究成果の紹介  -ニュートン掲載特別インタビューをもとに-
②ワークショップ
村田次郎氏(理学部物理学科 教授)
田中佐季氏(ソニー株式会社 設計(開発)エンジニア、2014年度本学理学研究科博士課程前期課程修了)
研究を進める上での課題、研究室での研究方法やアカデミックキャリアについての情報交換等

サイエンスカフェ 当日の様子

第1部では、科学雑誌ニュートン2016年1月号掲載の特別インタビューより、余剰次元発見にむけた実験の概要、カナダTRIUMF研究所との共同研究の様子、今後の研究活動の展望などについて講演がありました。
第2部のワークショップでは、田中氏を交えて、参加者より「具体的な重力測定の方法」から「ノーベル賞獲得の可能性」まで多岐にわたる活発な意見交換が行われました。

田中佐季氏(左)、村田次郎氏(右) 村田次郎氏による次元の説明
田中佐季氏(左)、村田次郎教授(右)
村田次郎教授による余剰次元に関する講演
会場の様 会場の様
会場の様子

サイエンスカフェを終えて

村田次郎 教授(理学部物理学科)

研究室や研究分野の垣根を超えて、研究・研究活動をテーマに語り合うイベントというコンセプトで、このサイエンスカフェは企画されました。その初回を担当させて頂き、大変光栄です。
今回のテーマは世界が3次元であるという常識を疑って、4次元以上の高次元の世界を探索する最先端の物理学の研究の内容と、実際にその様な研究に関わった当時の大学院生のキャリアなどについて、参加者の方々とマイク不要の近い距離でお話する事が出来ました。大学院生は勿論、事務の方々や飛び入りの高校生まで参加され、熱心に鋭い質問をしてくださって楽しく議論する事が出来ました。また、一緒にカフェを担当して頂いた田中佐季さんには大学院を修了してメーカーの開発職に就き、日々楽しく活躍している様子を生き生きと伝えて頂きました。大人になった視点で私や現役の学生に今になって思う事など、語りかけてくれた事を嬉しく思いました。
今後も、理系文系を問わず、教える立場の教員と教わる立場の学生、という教育の枠組みとは別の、新しい知識を生み出す研究活動の現場を柱の一つに、この企画が続く事を願っています。

村田先生と田中さん
サイエンスカフェを終えて:田中佐季氏(左)、村田次郎教授(右)

サイエンスカフェ開催に関するお問い合わせ先

新たな研究関連施設の活用方法として、サイエンスカフェの開催を希望する研究室がありましたら、お問い合わせください。

立教大学リサーチ・イニシアティブセンター 研究関連施設担当
TEL:03-3985-2965
E-mail:research-koho@rikkyo.ac.jp

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