「イノベーション・ジャパン2015~大学見本市&ビジネスマッチング~」は、全国の大学等の技術シーズを一堂に集め、産学連携の推進・技術移転のきっかけとなる場を提供することにより、産業活動が活性化されることを目指す、国内最大規模産学連携マッチングイベントです。
本学からは、理学部 化学科の宮部寛志教授が出展し、研究シーズを紹介します。研究内容にご興味のある方、関係者の皆様方のご来場をお待ちしております。
名 称 | イノベーション・ジャパン2015 ~大学見本市&ビジネスマッチング~ |
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主 催 | 国立研究開発法人 科学技術振興機構、 国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構 |
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日 程 | 2015年8月27日(木) 9:30~17:30 2015年8月28日(金) 10:00~17:00 |
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会 場 | 東京ビッグサイト(東京国際展示場) 西展示棟 西1ホール |
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本学出展者 | 宮部寛志教授(理学部 化学科) | |
出展ブース | 【場所】出展ゾーン:大学見本市 L-17 【出展分野】ライフサイエンス |
キャピラリー電気泳動(CE)法とモーメント解析理論を組み合わせ、化学的に非修飾(蛍光標識化を行わない)かつ、遊離(リガンドの固定化を行わない)状態の分子間における相互作用の平衡情報(会合平衡定数)および速度情報(会合速度定数と解離速度定数)を解析的に測定できる解析法を開発しました。原理的には、溶質とリガンドとの会合体をキャピラリー内で停止させ、この条件下で測定されるCE溶出ピークの形状的特徴をモーメント理論により解析します。この解析法(クロマトグラフィックキャピラリー電気泳動(CCE)法)を分子間相互作用の新たな実験的速度解析法として提案し、それを具体的実験系に適用してその有用性を実証しました。
分子の化学修飾(蛍光標識化等)や担体表面への固定化を行うことなく、分子間相互作用の平衡情報(会合平衡定数)および速度情報(会合速度定数と解離速度定数)を解析的に測定できる解析法(CCE法)について、その原理・機構や特徴およびモーメント解析理論を説明します。また、CCE法の具体的実験系への適用事例を利用して、実際の実験操作法やデータ解析法についても説明します。
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立教大学リサーチ・イニシアティブセンター 広報担当
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