2013年3月18日(月)、「第6回産学連携大学実務者ミーティング」を本学で開催し、全国から12大学22名の実務担当者が参加しました。
名 称 | 第6回産学連携大学実務者ミーティング | |
日 程 | 2013年3月18日(月)10:00~17:00 | |
会 場 | 立教大学 池袋キャンパス12号館 第1・2会議室 | |
プログラム | 10:00~12:00 | 「不実施補償研究会」 |
話題提供とグループディスカッションおよび発表 | ||
13:00~16:00 | 「安全保障輸出管理体制の整備について」 | |
経済産業省からの講師による基調講演、グループディスカッションおよび発表 | ||
16:00~17:00 | フリーテーマ情報交換会 |
このミーティングは、知的財産管理活用の取り組みにおいて中小規模の大学・機関の実務担当者が、日常に直面する課題を、規模や取り組み状況の近い大学間の担当者同士で共有し、各参加者が本務に活かしていく仕組みを作りたいと考え設立された「大学知的財産・産学連携担当者ネットワーク」(略称:知産ネット)主催により開催しています。
第6回となる今回は、お茶の水女子大学:大学研究協力・社会連携チーム、中央大学:研究支援室、東京芸術大学:社会連携課、東洋大学:学長室研究協力課、明星大学:連携研究センター、(学)日本医科大学:知的財産推進センター、立教大学:リサーチ・イニシアティブセンターが幹事校になって開催されました。
午前中に開催した第1部では、「不実施補償研究会」と題して、企業との共同研究・共同出願における大学の不実施補償について、事例紹介とグループディスカッションを行いました。
午後に開催した第2部では、「大学の安全保障輸出管理体制の整備について」をテーマに、経済産業省から講師をお招きし、大学での安全保障輸出管理体制整備について初心者にもわかりやすく講演をしていただきました。整備のためのポイントなどの説明があり、大学でも輸出管理対応が必要であることが話されました。
後半のグループディスカッションでは、講師にもグループに入っていただき、参加した各大学の現状紹介や疑問とそれらへの意見交換や提案などを勉強会形式で行いました。課題や困難も多い本件の体制整備について、活発な意見交換が行われました。
このグループワークでは、「効果的な情報発信」をテーマにしたチームもあり、大学の研究シーズをどのようにしたら効果的に紹介し活用できるかについて議論し、発表と質疑応答がなされました。
最後には、フリーテーマ情報交換会を行いました。
今回は安全保障輸出管理について基礎から勉強したいという要望が多く、経済産業省からの講師もお招きして実施することができました。各大学で輸出管理の整備状態は異なりますが、それぞれが次のステップに繋がる情報やきっかけを得る機会となりました。
本ミーティングは、来年度以降も年3~4回の継続的な開催を予定しています。
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立教大学リサーチ・イニシアティブセンター 知財担当
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