極限生命情報研究センター(理学研究科)

理学研究科(極限生命情報研究センター)による「極限環境生物の適応進化機構の解明とその応用-ゲノム情報解読を基盤に-」が文部科学省学術フロンティア推進事業に選定されました。

2006年4月

このたび、本学理学研究科(極限生命情報研究センター:代表者 黒岩 常祥教授)によるプロジェクト「極限環境生物の適応進化機構の解明とその応用−ゲノム情報解読を基盤に−」が文部科学省の「私立大学学術推進高度化推進事業」の一つである「学術フロンティア推進事業」に選定されました。

研究プロジェクトの概要

プロジェクト名 「極限環境生物の適応進化機構の解明とその応用−ゲノム情報解読を基盤に−」
代表者 理学研究科・黒岩 常祥教授
参加研究者数 本学・他大学から30名が参加(2006年4月現在)
研究期間 平成18年度から平成22年度までの5年間

本研究プロジェクトでは100℃を越える熱水、pH0の強酸性の温泉、-70℃の極低温のシベリアや氷山中、1000気圧を越える海底、飽和食塩湖、そして砂漠など、想像も付かない極限環境下でも棲息していることが明らかとなってきた「極限環境生物(生命)」がどのような地球環境の下で誕生し、適応し、進化し、多様化を獲得したか、その基盤となる有機分子や遺伝子を解明し、応用研究に結びつける。こうした問題の解明には、生物科学の研究者のみならず、物理、化学、生物科学、数学の組織の枠を超えた研究者の「知」の総力の結集が必要であり、さらに既に始まっている国内外の第一線で活躍する共同研究者の協力の下に共同研究プロジェクトを組み、研究を遂行することにより、当該プロジェクトのみならず相互の発展が期待される。
本プロジェクトは以下の2つの課題に取り組む。

  1. 真核生物の極限環境への適応機構の解明
  2. 真核細胞の基本構造の構築と進化機構の解明

 

お問合せ先

立教大学リサーチ・イニシアティブセンター 
TEL:03-3985-4674 E-mail:cri@grp.rikkyo.ne.jp
URL:http://www.rikkyo.ac.jp/research/initiative/

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